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ジェフベックが使用する空間系エフェクターといえばフランジャーだと思います。
でもこの曲はコーラスっぽいんですよね…うすーくフランジャーがけなのかもですが。
今までインスト系(歌がない楽器だけの音楽)のギタリストばかり紹介してきましたが、
歌モノも同じくらい、もしくはそれ以上に大好きです。
最近特に、多くの人が聞いて心に響く音って、やっぱり「人の声」なのかなあと思います。
少し話がずれますが、人の声 対 楽器演奏という点では、
演説と演奏も似たようなところがある気がします。
演説には、聞かせるべき大切なポイントであえてトーンを下げ、結果的に
聴衆の注意をそこに集めるようコントロールするという技術があるそうです。
(人によって程度が違ったり、例外もありますが)
演奏でも同じく、ここでこの音を聞かせたいんだ!という意思を持って、
あえてタッチを弱く音を小さくする技術を駆使する方々がいらっしゃいます。
(逆にバチコーン!と強力に弾いたりもしますが!笑)
所謂ダイナミクスと言われる技術です。
そういう弾き方が個人的はグッときます。
例えばジェフベックもそうですし、
B.B.King、バディガイ、
David. T .Walker、
ジョンスコフィールド、
若手だとKirk Fletcher、
日本人ではニューオリンズでご活躍されている山岸潤史さん、
L.A.を拠点にR&B、ゴスペル、ジャズやファンク等多ジャンルで活躍中の森孝人さん。
もちろん上記の方々は、卓越した演奏技術、
素晴らしいフレーズやグルーヴをお持ちの上で
自然とダイナミクスも駆使しておられるのでしょうが…。
そういう音って結局、本当に大切な人や、尊敬する人からかけて貰える
温かい励ましや、
指針を示してくれるような有難い言葉のトーンと似ているからなのかな、
そういう「人の声」と近いからなのかな、
なんて思ったりします。
個人的な印象ですが、そんなギタリストになれたらいいな…!