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ボーカルレッスン・
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こんにちは、D.M.SOUND代表の大平です!
今日は、作曲家兼シンガーである私目線の、
世代別に見た発声&歌唱の傾向をお話したいと思います。
※あくまで統計的な割合で、すべての方に当てはまるわけではない
現在の年齢でざっと分けると、
○60代以上
シンコペーションが苦手(全て表でリズムをとってしまう)
男性 ファルセットが使えない(輪状甲状筋未発達)為、地声を前に出しすぎてしまい、声枯れ多数
女性 高音域全てがファルセットになってしまう(ハリのある地声が出せない)
○40代、50代
男性 60代と比べて多少裏声も使えるが、まだまだ地声が優勢になってしまう方が多い(A4以上を楽に出せる人が稀)
女性 男性より比較的にミックスボイスに移行しやすいが、地声優勢の方も半々くらい(C#5以上を楽に出せる方が稀)
○20代、30代
男性 ミックスボイスが定着しつつあり、全体的に音域が広がっている(A4以上出せる人多数)
女性 初期状態で全音域柔らかく出せる人多数(D#5〜E5まで出せる方多数)
○10代
ポテンシャルの高い若者続々登場!
ざっとこんな感じの傾向があります。
大きなポイントとして・・・
昨今の著名アーティストは、全体的に見てミックスボイスやベルティングボイス、ファルセット、ヘッドボイス等の発声を巧みに操れていて、
キー(音域)の広さも20年以上前と比べて格段に上がってきています。
これはそれだけ様々なボイストレーニングの技術が一般普及してきた証拠でもあり、
誰でも情報を得られる時代になった事を象徴していると思います。
全体レベルが上がり、そのアーティスト達を聴いて真似をしたり耳が育つことができ、
相乗効果でまた全体レベルが上がる。
2000年以前は、ボイストレーニングは講師の数も少なく『どこかの事務所に所属した人が受ける特別なもの』
位の印象でしたが、昨今はある程度のレベルまではYouTubeに落ちている情報だけで上達させることも可能な時代となりました。
それ以上の壁にぶち当たった人、動画の情報だけでは理解ができない、という人がレッスンを受けに来る印象です。
(そもそも動画を見るのが好きでない人は置いておいて)
現在、最年少7歳〜最高齢80歳の幅広い年齢層の方々にレッスンを受けていただいております。
私のボーカルメソッドは、全年齢・全性別・全ジャンルに対して臨機応変に対応できるよう、
そして時代の進化に遅れを取らないよう、常に研究し続けています🎙️
目的や求めている境地は人それぞれなので、先ずは体験レッスンでその人の歌唱と発声の状態を聴いて分析して、
それぞれに合わせたメニューを組んでいきます。
ボーカルレッスンはD.M.SOUNDにお任せ下さい!👍